夏合宿 乗鞍班3日目
サイク部の朝は早い。
特にこの朝は、警備員のおっちゃんが来る前に出て行かなければならない。
眠い目をこすりながら準備を済ませ、
本日は白川郷へ向かう。
この日朝食は妥協のコンビニ。(例の件で)
先頭くりたいの特急列車
丁度よい気温で気持ちが良い
この調子ならすぐに白川郷まで到着するのでは。
しかし事件は起こった
R360通行止めで 目的地白川郷へ行けないことが発覚
下調べをしない旅人の末路である。
そこで急遽、回れ右をして乗鞍岳に行くことに
天気は上々。良い景色が見られそう
なんとも暇な道中
でんぱ母直伝の神ゲーをすることに、
①0から9の番号を各々選ぶ。
②後続から来る自動車のナンバープレートに、選んだ数字があったら、その選んだ数字の個数が点数になる。
③10点先取で優勝!
ex) ナンバーが4194
選んだ数字が4なら、4が2個あるので2点
選んだ数字が3なら、0点といった感じ。
なんとも単純なゲームだが、意外とハマる。
でんぱ4連ビリ
乗鞍へ向かう途中の自販機お茶が全部売り切れ
死ぬ..
どこかの競技部に颯爽と抜かれ、ボトルの水分は尽き、斜度は6~8%
もうやめて!とっくにジャッキーのライフはゼロよ!
と、言っても登るしかない
ばらけるメンバー
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いのちの水だ........................
ただでさえボトルは尽きて、水ってだけでもありがたいのに、キンキンに冷えてやがるっ・・・!!
「え?何?くりたいも水欲しいの?」
「ほしいなら」
くれてやるよ!
ありがとうございまああああああああああああす
さて
飲んだ分はしっかり野に放つ
のぼりまーす
ながいのなんの
ただでさえ激坂なのに後ろに約10kgの荷物を載っけてる限界ローディー
疲労困憊で平湯峠に到着
しかし
なんと本番はここからなのである。
標高1,684 mの平湯峠を起点とし、標高2,702 mの畳平を終点とする、岐阜県東部の乗鞍岳に向かう延長14.4 kmの山岳観光道路(wikipediaより)
ここから更に14キロ1000メーターアップ
ロードに乗り始めて3年目、
こんなに酷なことは無いと思った。
が、不思議と楽しく感じていた。多分もつ もそうだろう。生粋のクライマーなので
小一時間登り
ちょっとした展望台にきた。
休憩がてら後続のメンバーを待つ
くりたいは高山病にでもかかったのだろう。
ジャッキーも到着。
ジャッキーが管理していた調味料群が約2kgもあるらしく、元気なくりたいへと譲渡された。
荷物の再編を行い、再スタート!
おいおい待ってくれ
待ってくれってば
悪天候を察知したローディーがどんどん下山していく。
写真奥のローディーを見て頂ければ分かるだろうが、本来最小限の荷物で登るべき所だ。間違っても、写真手前のアホのような大荷物で登ってはならない。
対比が素晴らしい一枚となっている。
と、言っても登るしかない。
最高到達地点は目の前だ!
ハンガーノックを通り越したくりたいは
道草を食い始めた(ダブルミーニング)
死因 道草
仕方が無いので、こいつは置いていこう。
しばらく登って見下ろしてみた。どうやら、もつに回収されたみたい。
もつにも置いてかれたみたい。
この後、雷雨
雲との距離が近いためか、当たる雨粒が痛い
雷にも何発か打たれ(実質)
叫びながら山頂を目指した。
雨が弱まり始めたとき、やっと山小屋に到着した。
でんぱ
HP■■□□(まひ)
もつ
HP■■■□(よゆう)
くりたい ジャッキー
HP■□□□(きぜつ)(くさい) HP□□□□(ひんし)
からっぽの体にあったか~いうどんを流し込む。
普通であれば写真を撮りに山頂を歩いて回るのだろうが、寒い、とにかく。満場一致で下界へおりることに。
長野県側に下る。
写真上部の白い部分は雪である。
世間は夏真っ盛りの8月やぞ?
乗鞍半端ないって!
ギリギリまで粘ってみたが、乗鞍岳 [検索] でヒットするような景色は1ミリも見られなかった。
笑ってしまう。
公式ホームページとかの絶景はこの写真にすり替えておこうと思う。
ちょっと回復したが、コレジャナイ感。
位置エネルギーを運動エネルギーに変換する
といっても路面状況が最悪なので、終始フルブレーキ。
遠距離ヤエー
疲弊した身体に鞭を打って松本市まで進む
写真を撮るような余裕もなく、ひたすら漕いだ。
晩飯にありつけたのは日付が回ってからだった。
なんとも過酷な一日だった。
この合宿のメインを走りきったメンバーの顔は痩せこけていた。
おまけ
コインランドリーにて
意味深
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